古事記のふるさと 田原本
1300年の時空を超えて甦る賢者伝説
〜太安万侶生誕の地・田原本町から〜

《基本構想》

日本最初の歴史書「古事記」を編纂した太安万侶。その生誕の地は田原本町であることは、一般にあまり知られていない。古代の有力氏族・多氏は田原本を本貫地とし、多氏一族だった太安万侶は存命中にその姓を「太」と改姓。一族の氏神を祀る多神社は、今も崇高なる格式を誇る。漢字という外国語に長けた、類い希なる古代の俊才・太安万侶。稗田阿礼が暗唱する日本語を苦心を重ねて漢字に翻訳したその功績によって、今を生きる私たちは、くにづくりの足跡を窺い知ることができる。
また本町には、古代の鏡作部の始祖を祀る鏡作神社、壬申の乱の主戦場となった村屋神社、桃太郎伝説のルーツを秘める黒田廬戸宮跡など、町内には記紀ゆかりの歴史ロマンあふれる名所旧跡が点在する。奈良県の「記紀・万葉プロジェクト」と連携しながら町の豊かな歴史・文化遺産を掘り起こすとともに、外国語に長けた国際派の俊才・太安万侶の偉業と歴史的役割を、そのふるさと田原本から全国に発信したい。


《事業展開》

● 太安万侶生誕の地を象徴する多神社を、受験合格や学業成就などを祈願する参拝者の杜として顕彰。さらに賢者のふるさととしてアピールする。

● 事業の成果を町の活性化や観光振興につなげ、町民としての誇りを持ち続けてもらえるような施策を継続して実施する。そして田原本町への誘客と、来訪者の満足度を向上させる。

● 奈良県の記紀・万葉プロジェクトの展開(2012年〜2020年)にあわせて、継続して古事記・日本書紀・万葉集などにゆかりの地や人物、出来事など町の豊かな歴史・文化遺産を発掘・情報発信し、「やまとのまほろば田原本」のブランドイメージ構築をはかる。

記紀・万葉歴史講座
6月2日(土)開講、「古事記」をテーマに5回開催。
第1回:「古事記と安万侶さん」 和田萃京都教育大学名誉教授
会場:町民ホール   

「古事記の里」ウォーク & イベント
多神社 〜 売太神社を結ぶウォーキングイベント
日程:10月27日(土) 大和郡山市内コース(売太神社)
   11月10日(土) 田原本町内コース(多神社)

古事記1300年紀記念フォーラム
対談「安万侶さんを語る」 (寺田町長、多宮司、和田萃先生)
シンポジウム(パネルディスカッション)
(コーディネーター:和田萃京都教育大学名誉教授、
 パネリスト:寺川真知夫同志社女子大学教授、上野誠奈良大学教授、辰巳和弘元同志社大学教授)
ステージ「古事記物語」
日程:11月18日(日)
会場:青垣生涯学習センター 弥生の里ホール

「やすまろさんへのメッセージ」コンテスト
太安万侶の功績を学び、子供たちや町民のふるさと意識の高揚と、全国へ
のPRのため、太安万侶、記紀への思いを綴ったメッセージを全国から募集。
募集期間:7月7日〜9月7日
<募集要項は近く発表>
「古事記ブックフェア・ふるさと応援図書コーナー」
6月9日から開催
会場:町立図書館

「古事記のふるさと田原本」写真展
町内外各地で順次開催。


■ 多神社  
  *若宮の小杜神社とともに太安万侶を祭る(古事記)
  ○ 古事記献上祭  2月28日(火)午前11時〜 小杜神社(若宮)
  ○ 多れんぞ(春の大例祭) 4月15日(日)午後3時半から「餅撒き」
    午後2時から芸能奉納
   (特大筆による書道、フルート演奏、風流舞など)
  ○ 太安萬侶祭(命日) 7月6日(金) (灯りのイベント、芸能奉納など計画中)
  ○ 秋の例祭 宵宮・本宮 9月19,20日(水、木)
  ○ 大とんど 正月 (灯りの小径など計画中)

■ 村屋神社  
  *壬申の乱の主戦場(日本書紀)
  ○ 夏越し神事(茅の輪くぐり) 6月30日(土)
  ○ 秋祭(代々神楽)    10月9,10日 (火、水)

■ 鏡作神社  
  *鏡の祖を祀る(古事記、日本書紀)
  ○ 御田植祭  2月(21日に近い日曜) 

■ 黒田盧戸宮跡(孝霊神社、法楽寺)
  *吉備津彦生誕伝承地(桃太郎誕生伝説伝承地、古事記)
  ○ 第12回桃太郎サミット全国大会  9月8・9日(青垣生涯学習センター)

※行事の日時は変わることもありますので、ご確認のうえお越しください。

田原本町古事記1300年紀事業実行委員会