| さる2001年5月5日、全国から「桃太郎」にゆかりの市町村や団体などが一堂に会し、「全国桃太郎サミット田原本大会 −いま、真の桃太郎伝説が始まるー」を開催しました。 ゴールデンウィーク中にもかかわらず、シンポジウムと狂言の催しに、1000人をこえる皆様がご参集くださいました。そのシンポジウムで、パネラーの皆様から、「桃太郎」の昔話は未完結であるというお話しがありました。世界の英雄伝説は富を得ると同時に、必ず最後に意中の人にめぐりあって、ハッピーエンドに終わるのですが、桃太郎にはそれがない。しかし、一部の地方では、良き配偶者に出会う「桃太郎」話が語り継がれています。そこで、「桃太郎にお嫁さんをみつけよう」「花嫁にめぐり合う桃太郎の話を世界に広めよう」という提言があり、最後に「桃太郎を世界遺産にしよう」宣言で締めくくられました。 こうしてつくられたのが、この「桃太郎絵本」です。桃太郎とお姫様の結婚も、昔も今も人々が願い続ける、家運隆昌、子孫繁栄、天下泰平の願いを込めたものです。子どもたちが「桃太郎絵本」をよんで、生きる智恵と力をたのしく育んでいただければ幸いです。 刊行にあたり、ご監修いただいた日本口承文芸学会会長の野村純一氏および協賛いただいた団体・企業の皆様に厚く感謝の意を表します。 |
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2003年9月 |