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麗しき日本の風土に生まれ、育まれてきた芸能の数々・・・。 そのなかでも「能楽」は、幽玄の美と洗練された写実性が絶妙のバランスをかもし出す、わが国を代表する伝統芸能であり、現存する世界最古の舞台芸術です。
「能楽」の源流をたどると、奈良時代に大陸から渡って来た民間芸能 散楽(さるがく)がもとになっています。
「能楽」は、笛や鼓の伴奏にのせ、歌い舞う音楽劇の「能」と、滑稽なセリフ劇である「狂言」からなり、観阿弥・世阿弥親子によって、14世紀頃にほぼ今日の形に大成されました。 田原本町には、能楽に関係する地名がたくさん残っています。
2001年5月18日 ユネスコは民俗芸能など、世界の無形の文化遺産をたたえる第1回「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」を発表、日本の「能楽」が指定されました。 無形の世界遺産となった「能楽」、その発祥地の田原本町。
「能」の中に連綿と語り継がれてきた音楽、舞いや謡(うたい)、そして日本の「心」は、 現代の私たちにも通じる新たで多様な文化を生み出す可能性を秘めているに違いありません。